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工事保険の使用による保険料の変化について

工事保険には、自動車保険のように保険を1回使ったから
翌年度○○%アップ、というようなシステムはとられて いません。

保険会社は契約者ごとに、
事故の発生頻度。ご契約をいただいてから、何年間無事故であったか
保険料をいくらお支払いいただいて、
③事故による保険金をいくら支払ったか
その割合を過去5年間で見ています。
注※格安のセット商品などの場合、過去2年間で損害率を計算
する場合があります。


たとえば、年間10万円の保険料をお支払いいただいて、
その年に20万円の保険金支払いを受けた場合、損害率は
200%となります。

この計算を過去5年間にさかのぼって、行っています。

この数値が高いお客様や、1年間に複数回の保険使用を
される事故頻度が高いお客様は、保険料のアップや、
契約引き受けの見合わせ等が行われます。
 
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 リスクと隣り合わせの建設業を経営していくには、損害
保険会社との付き合いは切っても切ることができません。

安易に保険金請求を繰り返してしまうと、保険の更新時、
保険を引き受けてくれる保険会社が一社も無い、ということも
あり得ます。

またコンプライアンスの強化から、事故頻度が高い業者へ
の仕事発注は、避ける傾向がますます顕著になっています。

事故防止の取り組みにはご腐心されていると思いますが、
再度、取り組みのほどよろしくおねがいします。

経営者・管理者の意思のみが無事故経営を実現させます。

実際に施工を行わない会社であっても、
事故・トラブルが多い会社、
まったくトラブルのない会社
はくっきりと分かれていきます。

経営者・管理者の「絶対に事故を起こさない」という意思が、
どこまで強く、 どこまで協力業者・現場スタッフに伝わって
いるかで、事故発生率は 大きく変わっていきます。

経営者・管理者の「絶対に事故を起こさない」という意思を
伝える方法として、厳しい業者・スタッフ選定、管理は
もちろんですが、一つの道具として リスクアセスメントの
導入があります。

これによりスタッフ・下請け業者に 事故防止の意識が伝わり、
事故発生率が激減することが 多くあります。

具体的に口酸っぱく唱えることはもちろん、具体的に紙に
落としていくことで、大きな効果をもたらします。

リスクアセスメントとは、職場にある様々な危険の芽(リスク)
を見つけ出し、それにより起こることが予測される被害の重大さ
からリスクの大きさを見積もり、大きいものから順に
対策を講じていく手法です。

厚生労働省のサイトに、すぐに使える便利なツールがありますので、
これを機会にリスクアセスメントに取り組んでみてください。
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/risk/kensetu_index.html



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工事保険請負人 大室順一郎
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