工事保険の専門家が無料アドバイス 工事保険・建設保険110番 » 政府労災保険の基礎知識

(2) 労災と補償制度

①労働基準法-災害補償制度-

災害による被災労働者の救済制度は、労働者の生活保障という
面から極めて重要であり、各国ともこれを社会政策的な意味で
立法化している。

わが国においても、古くはエ場法(明治44年)の中に労働者や
その遺族に対する扶助制度をとりいれたが、それが労働者
災害扶助法(昭和6年)となり、更に現在の労働基準法(昭和22年)
の中の災害補償制度となってひきつがれている。


②労働者災害補償保険法-補償責任の履行確保-

労基法上の使用者の災害補償責任は、法律上の義務として
使用者に対し罰則をもって強制されている。
その完全履行の裏付けとして、労働者災害補償保険法にもとづいて
つくられた保険制度が、政府労災保険である。

 ③労基法をこえる政府労災保険

政府労災保険は、上述のとおり労基法に定める補償責任を
履行するための資力の裏づけとしてスタートしたもので
あるが、現在の政府労災保険の給付内容は数次の改訂を経て、
労基法に定める補償内容より手厚いものになっている。

 



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工事保険請負人 大室順一郎
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