設計や施工管理の瑕疵に関する賠償責任はどうなるの？
一般的に工事保険とは「現場敷地内」で発生した偶然・突発・外来的に発生した
「事故」を対象としています。
変わって、建築設計士・測量士などが、自分の設計・施工管理
のミスで賠償責任を負った場合は、上記の工事保険ではなく、
専用の保険が必要となります。
このような専門家専用の賠償責任保険を、職業賠償責任保険と呼びます。
代表的な国家資格の士業であれば、たいてい保険が用意されていて例えば、
建築設計施工監理職業賠償責任保険
教職員賠償責任
医師賠償責任保険
税理士賠償責任保険
などなど。。
職業賠償責任はほとんどの場合で、保険会社が業界団体のみに保険商品
をおろしています。
建築設計士用の賠償責任保険に関しては、
業界団体のみに門戸を開いている保険となります。
そのため保険を利用するには、その団体で手続きを
行う必要があり、個別の契約は出来ません。
保険料に関しては、団体で若干異なると思いますが、
下記リンクで試算が出来ますので、利用してみてください。
建築士事務所賠償責任保険保険料試算サイト
https://hoken-platform.jp/kenbai/user/fu001/su010050/su010050.php
・一般社団法人日本建築士事務所協会連合会
https://www.njr.or.jp/insurance/
※非会員でも利用可
その他、代表的な団体
・日本建築士会連合会 共済補償制度
http://www.njr.or.jp/insurance/
・公益社団法人日本建築家協会
https://hoken-platform.jp/kenbai/pdf/kenbai.pdf
