工事スタッフ、下請け業者の任意労災保険
平成15年に発生した労働災害での死傷者数は125,750人。
現場内だけでなく、通勤中や、移動中に交通事故に
巻き込まれることで、亡くなっているいるひとも多数います。
現場で「労災、労災」と言われるのは、
国の政府労災、もしくは民間の傷害保険を指しています。
国の政府労災は、従業員を一人でも雇った場合、
強制加入となります。
民間の傷害保険は
・任意労災※(傷害保険)
・労災上乗せ保険
があります。
※任意労災というのは俗称で、一般的には
傷害保険で作られています。
通常の傷害保険とは違い、
労災用にカスタマイズされたものを、選択しましょう。
任意労災であれば、政府労災の認定を待たずに
病院での治療費や、休業補償を受け取ることができます。
労災上乗せ保険とは、政府労災が支払われた場合に、
文字どおり上乗せして、保険金を受け取れるものです。
もちろん、政府労災に加入していない場合や、
政府労災の認定がされるまで、保険金を受け取ることは
できません。
みなさんの用途に合わせて、選んでください。
