一人親方の労災特別加入と健康診断
建設業に従事する一人親方が、労災保険の特別加入をする場合、業務の種類によっては健康診断を受ける必要があるケースが出てきます。
この健康診断に要する費用は、国が負担してくれますので、ご安心下さい。
たとえば、「粉じん作業を行う業務に3年以上従事した人は、じん肺健康診断を受ける必要がある」「振動工具使用の業務に1年以上従事した人は、振動障害健康診断を受ける必要がある」などの決まりがあります。
健康診断を受けて、「すでに疾病にかかっていて、その症状や障害の程度が一般的に就業することが困難であって、療養に専念しなければならない」と認められる場合には、労災保険の特別加入を認められないことになっています。
ご不安がある場合には、地元の組合や、社会保険労務士の方に相談してみると良いでしょう。
